Pink Poem

HMのつくった詩を載せています。

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悲しみの理由(1)

あなたは信じないだろう
一杯の茶碗のご飯
それが私の悲しみの理由
秒針が音をたてる時計
水たまりに広がる雨粒の波紋
どこまでも甘いキャラメルの一粒
そんなものが私の悲しみの理由

あなたは理解しないだろう
切り裂かれた薄っぺらな真実
熟れ過ぎて落ちた柿の実
住むもののいなくなった古い鳥かご
冬の空気にかじかんだ手
そんなものまでが私の悲しみの理由

もう理由を並べるのはやめて
私は悲しみの中心に至ろうとする
目をつむったら涙は流れなくて
ぼうっと暖かな光がみえた
そこにすら悲しみがあるのだとしても
行ってみようか
あなたと共に
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叫び

映画は悲しい風景を最後に終わっていた
今日は今日過ぎ去ろうとしている
あいまいな決意と
あどけない打算で
風の吹く街を私は歩いている
捨ててきたものは多いが
本当に必要なものは
いまだに分からない
もしかしてすでに
持ち得ているのか

どろどろした内蔵が叫びたがっている
映画の主人公のように
死ぬ気で生きられたら

叫びを歌に変えて
虚空へと絞り出す
その歌は
昨日から今日を越えて
明日へと続いている

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プロフィール

谷川俊太郎さんが大好きで、影響を受けて詩を書き始めました。谷川さんの影響が見られるものもあるかもしれませんが、ご容赦下さい。
まだまだ試行錯誤しながら詩を書いています。
感想のコメント頂けると大変嬉しいです。
子猫のミロと居候のクマも可愛がってあげてね。

HM

Author:HM
20代、女、北海道在住
乙女座、O型

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