Pink Poem

HMのつくった詩を載せています。

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  これが全部綿菓子だったらいいのに
  少女はそう言って目を輝かせた

天が大盤振る舞いで雪をまき散らしている
夜は焼却され忘却された
無知は罪なのだろうか
だが人は一生かけても
一つのことを知り尽くすことができない

責め立て追い立てるように雪は落ち続ける
夢と現実は隠蔽された
無欲を欲することの罪を
蟻は知りながらも息絶えるだろう

さあ人々は皆跪いた
だが雪はやむことを拒んでいる
無垢が罪なのだとしたら
赤ん坊はみな極悪人だ
老いることは慈悲へと近づくだろう

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お気に入り

こんばんは、HMです。毎度、ご訪問ありがとうございます。
さて、このブログも少しずつ詩が増えてきましたが、みなさん気に入った詩はありますでしょうか?
不思議な事に、作ってしばらくして読み返すと、結構お気に入りになったりします。作ってすぐは良く分からないんですね。
最近は、「私が魚だったとき」と「叫び」が、割とお気に入りです。
それから、名言と呼べるようなものではありませんが、お気に入りのフレーズもあります。例えば「叫び」では「どろどろした内蔵が叫びたがっている」がお気に入りです。
この一連が、とか、この一行が、このフレーズが、好きなんだ!というのも、一つの詩の味わい方だと思います。
お気に入りの部分がありましたら、教えて下さいね。きっと私の思ってもみないところだったりするんだと思います。楽しみにしています。

地図

初めて行く場所に出掛けて
道に迷った
地図に書かれていたコンビニが
なくなっていたせい

進んで立ち止まり
迷い考えて
来た道を引き返し

そんなふうに今までも生きてきた
だって私は私として生きるのが初めてだから
間違いだらけの地図を持って
歩き続ける

道ゆく人に尋ねたら
目的地はすぐそばだった
時には誰かが答を教えてくれる
こともある

悲しみの理由(3)

白い壁に絵を飾りました
パステル調の抽象画
ふたつ向こうの駅の額縁店で
一万五千円で買いました

窓際には観葉植物を置きました
植木屋のおじさんは
水をあげすぎてもいけない
と言っていました

夕食は行ったことのないレストランで取りました
コンサートに行った帰りに
こじんまりとしたお洒落な店で
料理もずいぶん美味しかった

休日には遠くの友人に電話をしました
他愛のないおしゃべりをして
また今度会おうね
そう言って電話を切りました

けれどどんなにしても
あなたがいなくなった
この空白はなくならない
わき起こるこの感情はなくならない
失った日常のバランスを取り戻そうと
必死でもがいて

あなたがくれたあたたかな時間を知りました
あなたがいなくなった空白の心を知りました
生きていることを考えることを知りました
また違った涙の味を知りました
たくさんのことを教えてくれたあなたに
感謝できる日が来ることを
今はただ待ち望んでいます

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プロフィール

谷川俊太郎さんが大好きで、影響を受けて詩を書き始めました。谷川さんの影響が見られるものもあるかもしれませんが、ご容赦下さい。
まだまだ試行錯誤しながら詩を書いています。
感想のコメント頂けると大変嬉しいです。
子猫のミロと居候のクマも可愛がってあげてね。

HM

Author:HM
20代、女、北海道在住
乙女座、O型

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