Pink Poem

HMのつくった詩を載せています。

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このままで

私は私でいくよ
このままでいくよ

誰にも否定されたくないから
誰も否定せずにいくよ

時折夢をみるよ
静かに堕ちていく夢を

時には涙流すよ
静寂に匹敵するほどの

後ろめたくも思うよ
また汚されたことに対して

ふざけあって笑うよ
特別な人とさ

手を繋ぎあうよ
世界中の人とは言わないまでもさ

一歩を踏み出すよ
めくらめっぽうで

今度こそはって格好つけて
派手に転んでもみるよ

つまりはさ

私は私でいくよ
このままでいくよ
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あなたから電話がきて
震えた声 押し隠した
「会いたい」
そう伝えられず 受話器を置く

蛍光灯に伸ばした腕は
白く細く
赤い血が一筋
肘から滴り落ちた

自分を切り刻む日々に
答えはあるの?
あらゆる拒絶にも
もう慣れてしまった

飛びたい
そう強く望んでいた時は
遠く霞んでいる
今の私はただの抜け殻

お願い あなたの笑顔を見せて
そうすれば
こんなぼろぼろの羽でも
もう一度はばたける気がする

アスパラ讃歌

にょき
花々が待ちわびたように咲き集う季節
にょき
アスパラが土から芽を出す
にょきにょき
ただ生まれるがままに生まれ
にょきにょき
ただ育つがままに育つため

すくすく
生まれたばかりのアスパラは
すくすく
大地の力を母とし
すくすくすくすく
輝く太陽を父とし
ただすくすくと
伸びてゆく
耳を澄ますと
アスパラのすくすくが聞こえる

すくす…ざくり
アスパラのすくすくを私たちは食べる
ぱくり
炒め茹で油で揚げて
ぱくぱく
植物が芽吹き太陽に向かって伸びる
ごくり
この地球の摂理を私たちは食べる
ああアスパラよ
おまえは人類に与えられた春の奇跡だ

言葉たちよ

わめくな!
わめくな 言葉よ!

美辞麗句で飾り立てられ
妄念の枠組みに捕われた言葉たちよ
私の前で
粛々と順を待つがいい
罵詈雑言に塗り替えられる時を

潮騒に嫉妬するのは早すぎる
まだ宇宙の無言に帰することはできる
いくら人々が饒舌でも
夜を飲み込むことはできる

手垢にまみれ
あてどなく世を彷徨い歩く言葉たちよ
私の中で
艶やかな新しさを取り戻すがいい
最果ての揺りかごで
永遠の眠りにつくがいい

tea time

ただ黙って二人座っていよう
過去を暴くこともせず
未来を騙ることもせず

二人の間にはテーブルと
その上の温かい飲み物
それだけで微笑みが生まれて
窓からの柔らかな日差しは無料サービス
カーテンを揺らす静かな風も
本当に欲しいものには値段がつけられないから

 (今朝の新聞にはどこかの国の自然災害
  強盗殺人に物価上昇
  弱者は虐げられ
  強者は私腹を肥やす)

ただ黙って二人座っていよう
季節を遮ることなく
時代を巡ることなく

カップから立ち上る湯気に
答えは表れている
二人が絡めとられたなぞなぞの答えが

☆読者参加企画☆ みんなで連詩をつくろう!

mixiのコミュでやっている連詩が面白くて、ここでもやってみたいと思いました!

〈連詩のルール〉*このブログ内でのローカルルールです。
・3行~5行の詩を書く。
・前の人の詩の最後の一行をそのまま引用し、最初の一行にする。もしくは、前の人の詩の最後の一行の中の一部を引用し、最初の一行に入れる。

 これだけです。簡単ですね♪

なるべくたくさんの人に参加して欲しいので、これを読んでしまった人は必ず詩を書いて下さい!(笑)
うっかり迷い込んでしまった人も、いつも見て下さる人も、詩なんて書いたことがないって人も、恥ずかしくて書けない人も、何にも浮かばない人も、散文的に生きている人も、大丈夫。日本語で文章が書ければ詩は書けます。もちろん詩のエキスパートだぜ、って人も大歓迎です。
一応、私→guest1→私→guest2……という順にやっていこうと思っていますが、
私→guest1→guest2……となっても全然かまいません。思いついた所で参加して下さい。みなさまが参加して下さらないと、企画倒れに終わってしまうので、本当によろしくお願いしますm(__)m
みんなで、万華鏡のような言葉の世界を楽しみましょう!!

では私から、最初の詩を書きますね。


夜の遊園地は
昼の人々の喧噪が漂っていて
ますます淋しさが浮き彫りになる
動かなくなった観覧車を
月明かりがやさしく照らして
  (続きはコメントへ→ みなさまの投稿お待ちしています!)

湖の話

森深くに人知れず佇む湖があった
湖は彼の中に住む魚と一つだった
たくさんの昆虫や植物やプランクトンと一つだった

湖は毎日表情を変える空に恋をしていた
その証拠に風の穏やかな日には
彼はいつも空を映していた
時に赤く燃える夕焼けを好んで映した
湖は夜空に光る月や星々にも恋していた

湖は時折水を飲みにやってくる鹿が友達だった
親子でやってくる狐や
水を飲むばかりでなく
魚を捕まえていく熊とも友達だった

黒い雲から降り注ぐ雨が湖のエネルギーだった
湖の底の泥のもっともっと底に流れる
地球の熱い力も
湖のエネルギーになっていた

冬に凍りつくことは湖の定めだった
降り積もる雪の重みに耐え
再び生き物のあふれる季節になるまで
ひたすら待つことが
湖の定めだった

虫の音と鳥の声が湖の音楽だった
風にそよぐ木々や獣の声が音を付けたし
湖の飽くことのない音楽となった

湖は百年前からここにいたが
百年後湖はここに存在するだろうか
それが今湖の考えていることだ
彼と一つのものや、恋するものや、友達や
彼のエネルギーや、定めや、音楽が
このままでありつづけるだろうか
それが今の湖の不安だ

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プロフィール

谷川俊太郎さんが大好きで、影響を受けて詩を書き始めました。谷川さんの影響が見られるものもあるかもしれませんが、ご容赦下さい。
まだまだ試行錯誤しながら詩を書いています。
感想のコメント頂けると大変嬉しいです。
子猫のミロと居候のクマも可愛がってあげてね。

HM

Author:HM
20代、女、北海道在住
乙女座、O型

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