Pink Poem

HMのつくった詩を載せています。

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一日


靄の中で私は立ち尽くす
抱えられるだけの荷物と
真っ白な魂だけを持ちながら


照りつける日差しの中で私は歩き続ける
強がりに挫け忠告に馴らされ
優しさの答えと意味を求めて


木陰に座り私は暮れゆく日を見ている
新たな矛盾を胸に抱え
ただここで静かに休むんだ


柔らかな寝具に包まれ私は眠る
母親の温かな掌を感じ
赤い果実をもぐ夢を見る
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ぼくはいま からっぽだから
くうきとおなじいろ
どこにでもいける
きみのこころの あいてるばしょにだって

ぼくはいま からっぽだから
やっぱりすこし むなしいや
あのそらまで とんでいって
あのあおに そまってこよう

「タイトルリレー詩」より『涙となみだとナミダ』

頭が壊れてしまった
まるで給水タンクのようだ
ちょっと刺激すると目から水が流れてくる
(ついでに鼻からも)
あなたの言葉で涙を流し
ぼんやり考え事してはなみだを流し
本を読んではうっかりナミダを流し

美しく咲く花を見ては涙を流し
青い空を見てはなみだを流し
雨の水たまりを見てはナミダを流し

   涙、、、涙、  、 涙

         な、みだ、、 なみだ、  、な

     ミダ 、、ナ、ミ、 、、、、ダ、ナミ、 ダ


ああ早く頭を直さなきゃ

「タイトルリレー詩」より『優しさの形』

丸くてふわふわしてて
所々尖って固くて

滑らかでつやつやしてて
所々ざらついてぬるぬるして

大きかったり小さかったり
人によって違ってて

黄色だったりピンクだったり
紫だったり色々で

でもそれに触れると温かくなれる
人を信じることができる
世界を美しく感じることができる

そんな優しさの形

恐怖

開け放した窓からは
行き交う車の音がしている
なんにもない午後
冷えたトマトを丸かじりする



一人を

感じる

去年より薄汚れたワイシャツが
出られない監獄をつくっている
黄色い蝶が過去を連れ去る
いつかいた貴方はいない

みんな

とっくに

分かってる

まな板を洗いながら
ふいに涙が零れるのは何故
無限の未来が私を責める
邂逅の時を掴み損ねるから

怖い

恐い

こわい

「タイトルリレー詩」より『夕焼け』

どうせ世界は嘘ばっかだって
何かを諦めてた
人のものを手に入れるために
誰か傷つけるのも
平気になってた

どうせ世界は嘘ばっかだって
何かを悟ったつもりでいた
人の親切を信じず
誰にも騙されないように
ずる賢く振る舞ってた

今日も君に振られて
夢中になって自転車をこいだ
辿り着いた丘の上から
夕焼けが見えた

一面に赤い空
本物の夕焼け

こんな近くに本物はあった
どうして忘れてしまえたんだろう
何故だか涙が止まらなかった

邪魔

ソファーに寝そべって
明滅する蛍光灯を見ている
今何時だっけ
そしてここはどこだっけ
体温と胸の鼓動が邪魔だな
ちょっと死んでみようか

ぶどう酒なんか飲んで
千鳥足になって
無邪気な夢をみたい
脳のニューロンが邪魔をするんだ
鳥になれはしないって

硬質で冷たい現実
無機質なアナウンサーの声
さっき食べたバナナは
いつうんちになるんだい
渦巻く言葉が邪魔なんだ
むしろ世間まるごと騙してしまえよ

こんな一日に終わりを告げる
夕焼けだって邪魔者だ
貴方を思い出してしまう
発したい想いをしまいこんで
一人ぼんやりみていよう

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プロフィール

谷川俊太郎さんが大好きで、影響を受けて詩を書き始めました。谷川さんの影響が見られるものもあるかもしれませんが、ご容赦下さい。
まだまだ試行錯誤しながら詩を書いています。
感想のコメント頂けると大変嬉しいです。
子猫のミロと居候のクマも可愛がってあげてね。

HM

Author:HM
20代、女、北海道在住
乙女座、O型

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