Pink Poem

HMのつくった詩を載せています。

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夢想

風に吹かれて
花びらは
はらはらと散っていった

私は木の根元に座っていた
お尻の下にひんやりとした土の感触
背中にはゴツゴツした木の感触
それらを意識すればするほど
私が希薄になっていく

また風が吹いて
花びらが
はらはら、ひらひら、と散っていく
まさに雪のよう
桜吹雪とは良く言ったものだ

散るために咲くのか
散るからこそ美しいのか
幾年も幾年も
花を咲かせ散らし
葉をつけ実をつけ
枯れて冬を越す
その繰り返しに
怖れはないのか

私はただ花びらが散っていくのを見ている
風が頬を滑る
鳥の声が聞こえる
緑の匂いがする
木漏れ日が眩しい
今他に欲しいものは無い

私は夢想する
このままここで朽ちて骨となり
土に還り
木の根に吸われ
幹となり 枝となり 葉となり
花となって
風に吹かれて散っていけたら、と
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プロフィール

谷川俊太郎さんが大好きで、影響を受けて詩を書き始めました。谷川さんの影響が見られるものもあるかもしれませんが、ご容赦下さい。
まだまだ試行錯誤しながら詩を書いています。
感想のコメント頂けると大変嬉しいです。
子猫のミロと居候のクマも可愛がってあげてね。

HM

Author:HM
20代、女、北海道在住
乙女座、O型

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